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ダストバンカ補修工事

2011.09.14

豊栄郷清掃施設処理組合が管理している豊栄環境センターは、40t/16h処理のごみ焼却施設が2炉、50t/16h処理のごみ焼却施設が1炉、30t/5hの粗大ごみ処理施設及び4t/8h処理のプラスチック製容器包装処理施設からなります。また、福島潟の側にごみ最終処分場の江楓園があり、こちらの管理も豊栄郷清掃施設処理組合が行っております。こちらの組合は旧豊栄市と聖籠町によって運営されていますので、新潟市に豊栄市が合併されましたが、現在もゴミの処分は旧豊栄市と聖籠町の住民に限られています。
そして先日、こちらのごみ焼却施設のダスト(飛灰)バンカの補修を行わせて頂きました。長年の使用による経年劣化による腐食が進行していたため、既設のケーシングを8割方部分撤去し、腐食も無く強度も十分にある既設のリブを再利用し鋼板を溶接し補修を行いました。この工事について苦労したことは、焼却運転の都合上一度に作業ができるのは、土、日、月、火曜日の4日間で、水曜日にはダストバンカを使えるようにしなければならなかったことです。4日間で終わるボリュームではなかったので、2週間に渡り4日間ずつ工事を行ないました。そのため、ダストをダンプに排出するため、足場は撤去しなければならず、組合の担当の方と話し合いを重ね、当方は極力二度手間にならないように、且つお客様の作業の迷惑にならないように、コミュニケーションを取りながら足場の部分撤去だけで円滑に工事を進めることができました。また、作業中は気温も高く熱中症の危険もあったため、こまめに休憩を取り、安全に現場を管理致しました。
実際に作業をしてみないと分からない部分はありましたが、協力会社と打合せを重ねることで対応し、結果としてお客様の満足は頂けたと自負しております。
誰がやっても同じことなら、私達の仕事に意味はありません。自分を中心にコミュニケーションを取り、自分がやったからこそお客様・協力会社に満足して貰えるように努力し続けるしかないと感じています。
文責 長谷川 裕之

ダストバンカ補修工事
ダストバンカ補修工事