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野生の猿を目撃

2011.02.16

阿賀野市で車を運転していましたら、サルの大群に遭遇しました。動物園でも見たこともない程の数で100匹以上はいたと思います。田んぼが広がっているところですが、近くに民家や小学校があるところでしたので驚きました。田んぼで白鳥が落ち穂などを食べているのは新潟では良く見られますが、サルの大群が田んぼで食べ物を探している姿は見たことがなかったので衝撃でした。野生動物が山から人間のいるところまで下りてくることは、場所によっては普通のことではあると思いますが、実際に遭遇するといろいろと考えされられます。
昨年秋には全国的にクマの出没が頻発してメディアでも多く取り上げられていましたが、猛暑の影響で山ではエサが確保できない、山の手入れをしていないために荒れている、人間が育てた農作物や捨てたものを食べた方が簡単、過疎化で人間が減ったために境界が下りてきている、野生動物の数が増えているなど理由はいくつも挙げられますが、運悪く人間側に被害がでてしまうと周辺では深刻な問題となってしまいます。動物と人間がお互いに不幸にならないように人間側が工夫していくことが人類の英知であると思いますが、それにしても野生動物の生命力には驚かされます。市街地で生活していると忘れてしまいますが、人間だってあのサルと同じで自然の中で生かされているということを思い起こし、日本では人口は減少していますが、世界人口がどんどん増え続けていることを考えると恐ろしくなります。自分とサルとを重ね合わせて考えさせられる貴重な体験でした。
文責 増井 隆二

野生の猿を目撃